世界全体で、コロナ太りにお悩みの方が増えているそうですね。私もその1人ですっ!
かつて、2人の子供の出産を通じて、ライフスタイルや食習慣を見直し、13キロの減量に成功した私です。下の息子4歳を出産してから4年間、コロナ自粛が始まるまでリバウンドは全くなかったのに…。
ある意味、コロナの威力はすごいですね。(爆)
今回は、私自身の経験を元に、「睡眠習慣の乱れが一番、太る」という結論にたどり着いた話をご紹介いたします。
この世に「全く寝ない人」はいないわけなので、睡眠科学の知識は、今夜からでもすぐ役立つ知識です。とりあえず、皆さんもこの記事を読んで、「睡眠科学」をかじってみてください!
睡眠不足だけじゃない?!「睡眠の質」が悪いと太る

私(森田亜矢子)は、アクティブスリープ指導士という資格を持っておりまして、睡眠習慣を整えるためのセミナー講座も持っていたりします。
2人の子供を出産し、「マジで時間が足りないし寝不足だし常に眠い生活」を何とかしたいと思い、自分のために学んだ睡眠科学でしたが、学んでみたらすっごく面白くて資格取得までしたという。
睡眠科学を学んだことで、2人の幼児をワンオペで育てながらも、生産性高めで楽しいライフを送れるようになりました。
また、質の高い睡眠を得ることで、「時々、暴飲暴食をしても太らない体」を手に入れることができたのが、1番の功績かもしれません!!(※それなのに!なぜコロナで太ったのかは、後述)
「寝ないと太る」のはなぜか?
痩せたいと思う方は、まず最初にこんなことをしませんか?
- 食べ方を変える=脂質、糖質を控える
- 起きている間の行動を変える=運動をする
どちらも有効だし、やらないよりはやったほうが良いと思います。
がっ!
効率で考えると、真っ先にやるべきなのは「睡眠を整えること」だと、私は考えています。
なぜなら!!!
食べたものを消化・代謝するために必要なホルモンは、睡眠中に分泌されるから
なのです。
だから、睡眠不足の方は、統計的にも糖尿病になるリスクが高く、同じ量・同じものを食べても睡眠不足の人の方が太っていくのです。
他にも、睡眠中に分泌されるホルモンには、あらゆる細胞のターンオーバーに必要となる「成長ホルモン」がありますので、お肌の調子などの見た目にも密接に関わってくるのが「睡眠」です。
睡眠は「量」より「質」
と、思われるかもしれませんが、実はそうじゃないんですよね。
睡眠は「量」よりも「質」が大切。
1日に必要な睡眠量は人によって異なりますので、「7時間寝ているから大丈夫」かどうかは分かりません。
必要な睡眠量は、年齢によって違うっていうのはわかると思いますが、それだけでなく、その人のその日の活動量や活動内容(新しいことをどれだけやったか?)や、季節(=日照時間)によって変わります!
同じ人であっても、夏と冬とでは必要な睡眠時間は、平均2時間は変わるそうです。
冬は長く寝ちゃうのは生体リズム的にそうなっているし、夏に朝早く目が覚めて睡眠時間が短くなっても問題ありません。
ちなみに、「週末はずっと寝ている」というのは、実は睡眠の質を下げるヤバめな習慣なんですっ!!
「睡眠の質」を高めるために最も大事なのは起床時間
なぜ、週末の遅起きが悪いか?というと、あなたの睡眠リズムを最も崩すからなんです。
詳しく説明します。
1日は「24時間ぴったり」ではない

ご存知の通り、1日は24時間って覚えていると思いますが、正確には「24時間とちょっと。」なんです。だから、「約24時間」。
4年に一度「うるう年」があるのは、24時間が24時間ぴったりじゃないからです。ちょっとずつ出っ張った時間を、4年に一度、「うるう年」で帳尻を合わせてるんですよね。
ま、ここまでは皆さん、誰でも知っていることだとは思いますが、実はこの「地球の自転」と人間の生体リズムは密接に関係してて、「24時間っていう概念を決める前から、人間は約24時間を1つのサイクルとして生活する生き物」だったんです。
「前の日」と「次の日」とを分けるものは、「午前0時」と皆さんは教わっていると思いますが、人間の体の生体リズムの観点から考えると、1日の境は「人類全員が午前0時」ではありません。
「あなたが起きる時間」こそが、あなたの体で「前の日」と「次の日」とを分けるタイミングになっているんです!!
人間の体の「一日」を決めているのは起床時間
人間の体は「起床時間」によって1日の始まりが決まるので、起床時間がコロコロ変わると、
と、なります。
いわば、「時差ボケ」状態ですね。
時差ボケしてる時って、体がだるくて起きている間のパフォーマンスも下がるじゃないですか?体内時計と生体リズムが崩れているから、調子が悪いと感じるのです。
時差ボケ状態になると、良質な睡眠を作るための眠気ホルモンの生産や、その次の日の朝、スッキリ起きるための起床ホルモンの分泌もおかしくなってしまい、休日の遅起きは睡眠の質が悪化していくという悪循環を招くことになっちゃいます。
私が13キロ減量に成功した2人目出産から4年間もリバウンドなしでキープできたのは、起床時間を徹底して守っていたからだと振り返ります。
コロナ自粛で仕事が半減し、子供達も朝向かうべき「保育園」も「学校」もなくなった結果、朝いつもの時間に起きられなくなってしまった途端に、太ってしまったんです〜!!(涙)
「起床時間」を守れば「就寝時間」は変えてよし
皆さんはきっと、
「規則正しい生活習慣」
=夜決まった時間に寝る
>>そうすれば朝きちんと起きられる
と、習ったと思います。
私も、睡眠科学を学ぶまではそのように覚えてましたが、本当に守るべきは「起床時間」の方です。
起床時間を揃えること > 就寝時間を揃えること
起床時間を揃えるために、逆に寝る時間はコロコロ変わってもOKです。
前述の通り、自分自身が1日に必要な睡眠量は、活動量や活動内容などによって変わるので、起床時間をきっちり守っている限り、夜の就寝時間の方はその日の眠気に応じてコロコロ変えて問題ありません。
今日から皆さんは、以下の新しい睡眠パラダイムを覚え直してください!
夜、決まった時間に寝ることで朝決まった時間に起きようとする
朝、決まった時間に起きることだけを守る
前日と同等の活動内容&レベルであれば、前日と同じくらいの時間に自然な眠気が来ますので、生活パターンが決まっている人は、結果的に、いつも同じくらいの時間に寝て、朝も決まった時間に起きるというリズムになっていくかと思います。
子供はどうすればいいのか
子供を夜決まった時間に寝かせるのは、間違ってないと思います。
ただし、子供だからという理由で、「地球上の全子供=21時に就寝せよ!」ということは違います。必要な睡眠時間は人それぞれ、というのは子供にも当てはまりますので。
でも、やはり子供に対しても、起床時間を揃えることに注力していく方が合理的です。
眠くない子供を寝かせるよりも、「まだ眠い子供を起こす」ことの方が楽だからです。(起こしたい時間の30〜1時間前から太陽の光を当てるとスムーズです)
ちなみに、子供は大人に比べて「人生初の新しいこと」に満ちた毎日を送っているので、毎日の活動内容&レベルがそこそこ負荷の高い!
だから、子供にとっては毎日がたくさん寝る必要がある日である可能性が高いです。
起きる時間をしっかり揃えていれば、夜に「もう寝る時間でしょ!早く寝なさい!」と口うるさく言わなくても、夜になれば自然と眠くなっていきます。
起きる時間が整っていないと、子供もやはり
となります。(^^;
生活リズムの乱れは「起床時間」からリセットすべし
コロナ自粛が始まってから、起床時間がズルズルとおかしくなっていき、起床時間が乱れたら、4年間キープできていたベスト体重から一気に「コロナ太り」になった私。
あ。とはいえ・・・
- 自粛生活の中で肉体的にも精神的にも活動レベルが下がったということ
- お菓子をダラダラ食べていたこと
- オンライン飲み会で連日飲みまくっていること
も、それぞれが「コロナ太り」の要因の1つではあると思います。
しかし!!!
「コロナ太りやばい〜!」と思ってから、まず睡眠を整えるように行動したところ、、
- お菓子(甘いもの)をあまり欲しなくなった
- ↑と合わせて3食の中での無駄食いもなくなった(食欲も適正に)
- 便秘がちに陥っていたが快便に戻った
- 上記3つの結果、体重が戻り始めた
っていう効果につながっております!!
この取り組みの間(3週間くらい)、運動量は全く変えていません!!オンライン飲み会の頻度も変えていません。
ちなみに、睡眠習慣を変える(=整える)取り組みの効果が出るのは2週間後以降になりますので、まずは2週間、「朝起きる時間をプラスマイナス30分以内の範囲で死守」してみてください!!
睡眠の質が改善されると、脂質・糖質の代謝だけでなく、起きている間のパフォーマンスも上がりますよ〜。(^^)
本日も、ぱぱままSTARTUP(パパママ スタートアップ)のブログを最後までお読みくださってありがとうございました〜!!!
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